仕事中、ずいぶんと会っていなかった地元にいる高校時代の友人からの
予期せぬ電話が入る。
「事後報告だけど」との前置きの後、更に予期せぬ報告を聞く。
同じく高校時代の別の友人の訃報。
聞くと、5〜6年前から
「クローン病」なる難病を患っており
その免疫不全から腎不全だったか肝不全だったか、を併発したことが原因とのこと。
彼とは高校当時は当然のこと、東京で仕事についてからも
何度か遊びに行ったりしていたが、忙しさにかまけて
その後、徐々に疎遠になってしまっていた。
当時の印象は、常にポジティブで、常に他人を思いやり気を使っている人だった。
よく言われるが、そんな“イイヤツ”に限って、なぜにこんな結末を迎えてしまうのか。
この年齢になると、知人の死は身近になってくるものだと考えてはいたが
こんなに唐突に実体験することになるとは思ってもいなかった。
故人のご冥福を深くお祈り致します。