多田琢の作る映画なので、ただの映画ではないと思っていたけれど
いつもの多田琢節がそのまま映画になった感じで、映画を作る意味があったのか!?
と思いたくなる内容。
制作者側としては、CMの制作過程をそのまま映画に移行させたという事で
色々な意味でエポックメイキングなのかもしれないが、見ている側としては
そんなことは全く関係のない部分なので、なんともなぁ…
色々なエピソードがそれぞれに絡み合っていて、そこかしこに笑いどころが沢山あり、
それぞれのエピソードのテーマ的なものは感じ取れるけれど、最終的な大テーマは
いまいち分かりにくい…というか、作っている本人たちは、あまりその辺を
考えていないような気がする。
またはもっとそれを超越したところに、本人たちの何かがあるのか…?アホには分からん。
一言で言うと、面白くなくはないが、観たあと何も残らないという感じでしょうか。